

科目ごと、授業ごとにあわただしくハシゴをするようでは、どんなにすぐれたシステムをもつ予備校に通っても、一貫した指導を受けることはできない。予備校側でも、責任をもって進路指導をすることなどできないだろう。一方、特待生制度の皺寄せをいちばん強く受けるのは、一般の生徒たちである。特待生中心の授業は「わかっているね」の連続でどんどん先へ進んでしまうから、わからない生徒たちは置き去りにされ、どんどん落ちこぼれてしまう。基礎からやり直す必要のある生徒にとっては、ほんとうに悲惨な状況だ。学費の点でも矛盾がある。割引や免除を受けた特待生たちの授業料は、他の生徒が分担して負担しなければならない。それでもカバーできない場合、予備校側は講師の数を減らしたり、大教室で授業を行ったりという窮余の措置をとる。結果として指導の質を落としてでも経費を削減しようとする。特待生制度は、予備校にとっても費用の負担が大きく、経営を圧迫する要因なのである。一般生徒にとっては何とも理不尽な話ではないだろうか。しかし四谷学院に特待生制度はない。おそらく中堅以上の規模では、特待生制度のない唯一の予備校だろう。どれほど優秀な生徒でも、正規の授業料を負担しなければならない。全員、平等な立場である。四谷学院は、ごく普通の受験生をごく普通に受け入れ、どんなレベルの生徒も確実に学力を伸ばすことで実績を積み上げてきた。きめ細かな指導法は、その過程で誕生した。そうした歴史と経験が、たとえ特待生制度がなくても優秀な生徒が集まる予備校としての評価を高めているのだ。
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いったいどの予備校がいいかわからない、と悩むあなた。ズバリ最近の一番人気、55段階個別指導法で有名な四谷学院のサイトです。
オレンジ・アンド・パートナーズの社長であり、東北芸術工科大学デザイン工学部の講師・小山薫堂氏は、フラフープを使ったユニークな授業も取り込む。チームワークやデザイン、ルールなどを学ぶ道具にもなっていて、興味深い。
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生徒一人ひとりのために準備された「フォローアップテスト」を受けることで、弱点をピンポイントで補強し、さらに効率よく得点力を上げることができる。フォローアップテストとは、その生徒が過去に間違えた問題だけを選んで作成した55段階の復習専用のテストである。55段階で「基礎の穴」が埋まる第三の理由は、基礎と応用のギャップをていねいに埋められることだ。この点については少し説明する必要があるだろう。問題を解くために必要な知識、公式については、どこの塾、どこの予備校でも教えている。しかしほとんどの場合、講師が要点をまとめて黒板に書き、生徒はそれをノートに写すだけで終わってしまう。しかし実際の入試では、「どの知識が問われているのか」「どの公式を使えばいいのか」を明瞭に示した問題が出るわけではない。だから、生徒たちは「こんなことは習っていない」と錯覚に陥り、とたんにあわててしまう。高校の定期テストではいつもよい成績をとるのに、模試ではなぜか失敗してしまうという生徒がいるが、考えてみれば当然のこと。定期テストでは出題範囲が決まっているし、ノートを完璧に覚えておけば、驚くような問題が出ることはない。しかし模試や入試は違う。「習っていない」ことが当たり前のように出題される。だから、「習ったこと」と「入試で出題されること」のギャップを埋める必要がある。「習っていない」ように思えても、じつはよく知っている知識を組み合わせたり、簡単な公式を応用したりすることによって解けるという体験をしておかなければならない。
ある人が後世に天才や偉人として知られるのは、「能力」があったことがその理由ではありません。後の世に素哺らしいと評価される「業績」を残したからです。いかに能力的に優れたものを持っていても、何も努力しなければ、何も残せないのです。「業績」を残すには、時間が必要です。その時間を少しでも確保するために速読は必要な力なのです。天才や偉人として評価されている人は、若い時に能力を磨き、その後長年にわたってその能力を活用し、努力し続けた人なのです。だからこそ、若い時に大量の読書をし、学習基礎力を向上させ、創造力や先見力を身につけることは、極めて大きな意味があるといえます。しかし、「時すでに遅し!」と落胆する必要はありません。能力を改善し、開発するのに遅すぎることはないのです。能力が改善向上すれば、以降の人生はその分必ず豊かなものになります。